「看護師として働いて得ることができる給料だけでは不安だ、もっとお金が欲しい」というときに多くの人が考えるのが、副業を行うことである。
お店で実際にアルバイトとして働く方法もあるが、現在はインターネットを通じてお金を儲けることもできるため、体力的な不安なく空いた時間に副業を行うことも難しくなくなっている。

だからと言って安易に副業をスタートし始めてしまうのは、危険だと言える。
スタートさせる前に、まず勤務先の就業規則をしっかりと読み込むことが大事だ。

看護師の場合、就業規則として副業が禁止となっているケースも少なくない。それを知っていても知らなかったとしても、規則違反がばれてしまうと、軽度の場合には注意程度で済むが、処分が重くなってくると自宅謹慎や出勤停止、役職があれば降格処分、諭旨退職や解雇といった処分も十分に考えられる。

給料以外の収入を増やすどころか、看護師として得ていた給料を得ること自体が危うくなってしまう危険性があるのだ。

さらに、会社の情報を漏らしてしまっていないか、反社会的な行動を行っていないかなどのチェックを行われることもある。仮にそれらに問題がなかったとしても、就業規則を守らなかったということで、職場内での社会人としての信頼を大きく失ってしまう事態になってしまうのは容易に想像できる。

副業を安易にスタートさせる前に、問題が起こらないかどうかの事前のチェックを行っておくことが大切である。